sa-montorautoのブログ

大学生による暇つぶしブログ

生活に10万の余裕を持て

 私が生まれて早20年。人生においてここまで金欠なことはなかった。5月12日現在。貯金2万3千459円。6月の引き落とし12万6千702円。差額-10万3千243円。積みである。こうなってしまった経緯を話していこうと思う。あれはゴールデンウィークに入る前のことだった。

 

 ゴールデンウイーク。なんと甘美な響きであろうか。ゴールデンウイーク前、4月20日。バイトの給料が振りこまれ気持ちはウハウハであった。その時の貯金残高実に15万。まさに無敵である。そこでこのかねを使い友人と旅行に行こうということになった。広島である。それはそれは素晴らしかった。鎮守府に泊まっている加賀を見たり、うまい飯を食ったりとても満足感に満ち溢れていたわけだが、一つ誤算があった。

 金を使いすぎてしまったのだ。2泊3日総額5万円、全財産のうちの3分の一を費やしてしまった。右腕と左足を持っていかれた気分である。しかし悲劇はこれでは終わらない5月6日、クレジット決済が俺のお財布事情を襲う。8万円が吹き飛び、財布ののこりゲージは2万円台まで減らされる。どうしてこうなってしまったのだろうか。どこで間違ったのだろうか、自分の行いを振り返るが、(友人とのかけ勝負や絶対今やらなくていいバイクのカスタム代などに目をつぶれば)反省すべき点は見つからない。金がなくなり自分の中で何か張りつめているものを感じた。それが確信に変わったのは昨日のことだった。友人に後で返すから130円貸してといわれた時のことだった。

 

  130円きっかりで返せよ!!30円だからな!!

 

 普段の自分からは想像できない。こんなにも10円玉に執着したことがあっただろうか。前ならわり、10円足りないからちょうだい。いいよと軽く返答していた私だったがいまかつてないほど30円という重みをひしひしと感じていた。余談ではあるがその友人に30円あればうまい棒三本買えるんだぞといったら今は買えないけどなと冷静な突っ込みをされたのは悔しかった。

 

 この調子で行くと私の来月の食費は一万円を切る勢いである。少なくとも5月の残りの日数を5000円以内で切り抜ける必要があるということだ。余裕があれば私のお財布内の写真でも添付しておこうと思う。

 

 お金がないと心に余裕がなくなることがよく分かった。自分はこんなにも心が狭かったのかと絶望しかけたが、きっと自分が自分であるためにはお金の余裕が必要なのだと思う。10万あれば駐禁を切られても近くにある石垣にグーパンチすることもなければ、ジュースを買うときも10円単位で気にする必要もないし、何より来月のクレジット決済におびえる必要もない。心に余裕がないと思っているそこの君!もしかしたらお金がないから心に余裕がないのかもしれない。10万円貯金してみるといい。きっと心に余裕ができるだろう。

 

 私は新しいアルバイトを探そうと思う。今のところはクビになったのでね。

最期に今日の夕飯の献立でも書いて終わりにしようか。

 今日の一日の献立。朝、実家にて乞食。食パンにバター付きという豪華な食事だ。親がいなくなった瞬間卵かけご飯を平らげ、納豆と三ツ矢サイダーの缶3つを拝借。学校へ向かう。

 昼、そんなものはない。しかし朝たくさん食べたから余裕である。

 夜、そんなものはない。といいたいところだが実家からサイダー缶をとってきたので炭酸で腹を膨らませ即座に寝る。

 次の記事では飯の内容について書こうかな。ほんじゃまた。