sa-montorautoのブログ

大学生による暇つぶしブログ

半年でマウス壊れた話。

 そういえばアクセス解析というどれぐらいの人がこれを見てるかわかる機能があってちょくちょく覗きに来ている人がいるということに驚いている。暇なんやろな、俺と一緒で。今日は珍しく朝早くといっても昼過ぎだが、からおきてこれを書いているかというと今日新しく買ったマウスが届くのだ。楽しみで昨日は寝付けなかった。私、生粋のゲーマーであるため、マウスがないと生きていけないのだが、2週間ほど前からどうやらマウスの調子が良くないらしい。最初は1時間に一回とまるぐらいだったのが30分に一回、10分に一回と順調に壊れていった。もちろん最初は保証に出そうとしたさ。でもレシートが必要だ、とか領収書はないのか、とか。あるわけないだろ、なめんな。こちとら三日前にコンビニで買ったおにぎりですらまだ見つかってないのにそんな半年前のレシートなんざ持ってるわけなかろうて。あーあ。8000円したんだけどなあ、あのマウス。そんなこんなで購入した店舗に何とかならないかとごねること一週間。どうあがいても保証が聞かないことを悟るや否やええい、ばっきゃやろうが、お前のとこの商品なんざ金輪際絶対に勝ってやらん!という行き場のない怒りに身を任せてロジクールのいっちゃん高いやつこうてしもうた次第である。

 反省はしている。だが後悔はしていない。

 俺がよく使う言葉だ。レシートを持っていなかった俺も悪いから反省してるよ?ちょっとだけね?友達の上履きふんじゃった程度には反省してる。でも保証が適応できても2週間はかかるだの、片道分の送料は負担しろだの、さーびすとしてどうなん?それ、とは思っているわけで。ちなみにロジクールはすごいぞ。壊れている動画を送っただけで新しいのが来るらしい。事実友達はそれで新しいのもらってた。

 そうこうしていたらあたらしいマウスがとどいたらしい。ちなみに俺が買ったのはgpro superlightというやつだ。重さが63グラムとむっちゃ軽い。だいたい卵一個分と同じ重さらしい。今調べた。

 こんなに浮かれている私であるがここで一つ思い出してほしい俺よ。時に貴様、今月いくら使った?キャンプも行った、キャンプ用品も買った、冬物の服も買った、そしてマウスを買った。こんなもの考えるまでもない。予算オーバーだ。恐る恐る今月分の支払いを見てみる。詳しくは言わないが、なんとなく顔にほくろをつけたおじいちゃんが憐れむような眼でこちらを見ている気がする。5人ぐらい。

 支払いは11月の頭か、ひとまずパソコンの前から立ちあがり、冷蔵庫の中身を見てみる。苦手で飲めないビール缶が6缶。これでいいか。それらを手に取りカバンの中へ、玄関のドアを開け、行き先は住み慣れた愛しの我が家。

 頭を下げに行こう。お金を貸してくださいと。

コットンポンチョ買いにワークマンいってきたお

 前回の記事からわかる通り晴れて私もキャンパーになったといっても過言ではないであろう。というわけで前回の反省点として夜が寒すぎたという欠点を克服すべく、私たちはジャングルの奥地へと進んだ。まず第一に上着だ。焚き火に当たっているときは暖かいといっても火が弱くなれば寒いし、上着はぜひとも着たいところである。前回は燃えるかもと思ってきていなかったが、あとで調べてみるとめっちゃ燃えるらしい。あぶねえ、ナイス俺。

 というわけでいろいろネットで探してみるとコットンポンチョなるものがあるらしい。名前がいかにもあほらしいがジャンバーの上からでもはおれるし、かさばらないのが魅力的だ。もっとも大きな点はその値段だ。ほかの焚き火用の上着だったりはどれも1万円を大きく超えており、高いので5万円ほどのものがあった。

 はっきり言おう。無理だ。なめるな。学生の財布を。こちとらお財布ダイエットしたばかりなのだ。今月自由に使える所持金は5000円程度である。しかし神はいた。迷える子羊を救済せんとばかりに神がその右手を私に差し出してきたのだ。コットンポンチョ。税込み2900円。神か。いや神である。オンラインショップでは買えないというので在庫確認をして最寄りのワークマンまでちゃりを飛ばす。イヤホンからは3限の授業が流れている。オンライン最高。200分の1の確率で教授にあてられないことを祈りながらワークマンの中へと入っていく。生まれてこの方ワークマンに入ったことがなかった私だが、何となく作業着的な部類のものを売っていることだけは知っていた。なるほどこれはすごい、何がすごいって服が全体的に安い。セールをやっていたのもあるのだろう。2900円でジャンバーが買えてしまうし、1900円でまともな長袖の服が選び放題だ。案の定セールの罠にはまった俺は1万円ほどの買い物をシテシマッタ。どのみち冬服は買わねばならなかったし、いい機会ではあったが。バイトを増やさねばなるまいな。

 そんなことはさておき、ゼミ選考の課題をそっちのけにこんなものを書いているのにはしっかりとした理由がある。未来の俺が服選びを間違わないように忠告文をここに残す。

 

未来の俺よ。元気にしているか。今の俺が服選びで悩んでいるようにきっと今お前も同じことで悩んでいることだろうと思う。お前は学習しないからだ。サボテンはIQ2というがそれよりは賢くなっていることを切に願う。ちなみに今の私はサボテンのほうが賢いとよく言われるのでサボテンよりは賢いといわれるように努力している最中だ。本題を言おう。ここでは絶対に買うべきでない服三選を発表する。これらは絶対に避けろ。お前は着ないぞ。

 第三位ポリエステルのズボン。これは最悪だ。ワークマンから帰ってきて速攻でタグ切って速攻で押し入れの中にしまった一品だ。確かに肌触りは悪くない。だが最悪なまでに汗を吸わない。お前の大嫌いなべとべと感満載だ。あとMサイズを買ったせいか動きずらい。試しに今押し入れの中から引っ張り出してきてみるといい。今日のことを思い出すだろう。そして同じような文をまた書くのだろう。懲りないやつだ。ばかめ。

 第二位Mサイズのジャンバー。小さい。これに限る。2900円だからって浮かれすぎだ馬鹿。今度からはLサイズを買うといいだろう。

 第一位おしゃれな薄着のは羽織もの。自分をよく見てみろ。全身スウェット男よ。おしゃれなどみじんも感じないその姿を。昔を思い出せ、制服と私服、どっちがまし?と聞いて全員から制服といわれたあの日を。下北沢で頼むから隣を歩かないでくれと言われたあの日を。お前はおしゃれができない。肝に銘じておけ。

 殿堂入り。アニメシャツ。わかる。いいよねアニメ服。でもどうやら世間一般ではあまり、いやだいぶ受けがよろしくないらしい。お前が何歳になっているかわからないが大学にパーカーの下にアニメシャツを着ていく時代はとうに終わったのだ。どうか成長していることを願う。せめて部屋の中だけにしようね、俺からの頼みだ。どうか来てくれ。そんな俺はそうなのかって?今さっきアンダーテールのサンズのTシャツをぽちったばかりだ。届くのが楽しみで仕方ない。

 まあどんな服を着るのも自由だが、楽しくやれているのが一番だ。

 楽しい道を一番に選べ。それが一番お前の人生を楽しくする。そうだろ?

有野実苑オートキャンプ場行ってきた!当日に電話一本で行ける!温泉よき!

 さてこれは何投稿目なのだろうか。いよいよブログっぽいことを書くチャンスがやってきた。頑張って書くぞ!

 私がキャンプにはまり始めたのは去年のことだ。アニメに影響されやすい性格のため「ゆるキャン△」を見た次の日にはキャンプ用具をすべて買いに行くという驚異の行動力を見せた。その時の話はまた今度にしよう。

 とにかくキャンプにはまって三回目の今回。なんとなく要領もつかめてきていた。その日授業が午前中に終わって暇を持て余していた。空は雲一つない快晴。キャンプに行くしかないと思っ立ったがここで一つ問題が出てきた。予約なくいけるキャンプ場がないのだ。いや正確にはあるがそういったところは公園であったり、どこかの土手を勝手に使うといったものしかなく、初心者であり、小心者である自分には”とても”厳しいものがあった。探してみると有野実苑オートキャンプ場という場所を見つけた。さっそく電話してみる。予約が必要とあったので当日では厳しいかと思われたがすんなり予約を取ることができた。平日であったことが大きかったのだろう。知らんけど。

 とにもかくにも急いで用意しキャンプ場へと向かった。無事についてチェックインを済ませ自分に割り当てられたブースへ向かった。

 すんごかった。ブースの一個一個が林のようなもので囲まれ隣と完全に隔離された空間がそこにはあった。ボッチキャンパーでありながらひとにキャンプしているところを見られたくない自分にとってはまさしく理想のキャンプ場であった。

 つくとこんな感じ。

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隔離されたプライベートな空間

サイト内もとても広くワクワクが止まらない。とりあえずテントだけ張り近くのスーパーまで買い出しに行く。夕飯のレトルトカレーと肉、サトウのごはん、パスタ、カップ麺などを買い自分の秘密基地に戻る。戻ってくる途中に受付で薪も買ってきた。

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大体全部セットするとこんな感じ

うん。いい感じだ。三回目にしてやっとそれっぽくなってきたんじゃないか。自分で自分のことをほめておこう。全部セットし終わると時刻は4時ごろ。とりあえず疲れたので一回休む。5時くらいから焚火を始める。余談だが聞いた話によるとソロキャンをするときに使う薪の量は5キロで5時間持つらしい。ぱっと見5キロぐらいあったので10時に消灯することを考えたら5時から始めるのが妥当だろう。何より寒い。気温は20度を切っているらしい。正直早く火に当たらないと体がもたない。

 ちなみに皆さんはどうやって火をつけているだろうか。着火剤を使う、それもありだろう。私の場合キッチンペーパーを使う。なぜかキッチンペーパーだけ毎回持っている。入れたつもりもないのだが、まあ毎回こいつに助けられているわけであるが、ここで豆知識。キッチンペーパーを5枚使えばだいたい火はつく。これ覚えて帰ってね。

 

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完成図

こんな感じで過ごしていた。なんだかんだで朝になりさて寒すぎるので近くの温泉にでも入って帰ろうかと思い調べてみるとあるではないか。よさそうな温泉が。

 よく見つけた!心の中でこの場所を見つけた自分にグッジョブと親指を立てる。

「酒々井温泉 湯楽の里」源泉かけ流しの温泉、この近くにはアウトレットもあるという。よし、アウトレットには絶対に近づかないようにしよう。

 さらに調べてみると温泉上がった後に漫画を読みながらゆっくりできるところもあるというじゃないか!行くしかない。9時開店なのでそれに間に合うように8時半ごろにチェックアウトを済ませる。

 温泉につくとさすが否かということもあり、駐車場がむっちゃ広い!朝ということもあってどこに止めようかと悩んだものだ。中に入ると浴槽セットなるものがあり、バスタオルと小さいタオルを貸してもらった。値段は1200円ぐらいだったか。少々割高だが、問題ない。金ならある。今は。

 風呂の中も思ってたより広く、中に大きい浴槽が一つとサウナと水風呂があり、露天風呂には源泉かけ流しの浴槽と寝そべって半身浴みたいな感じが楽しめる風呂があった。

 ゆっくり温泉を楽しむこと2時間。さすがにのぼせてきたので風呂を出る。

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酒々井温泉 湯楽の里

風呂を出るとリクライニングがあるではないかこれは行くしかない!

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天国か、ここは。

天国だ。間違いない。俺が神様なら天国はこんな感じで作る。絶対。

 ふと時計に目をやるとランチの時間だったので眠たい体を起こし、先ほど見かけたこの温泉名物のカレーうどんを食べに行く。

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むっちゃお椀でけえ

でけえ。はじめに出た言葉がこれであった。写真で伝わるだろうか、コップが4個は入りそうな直径。刺激的なスパイスの香りが私の空腹中枢を刺激してくる。たまらずスープを一口いただく。これはぜひみんなにも食べてもらいたいのだがなんというのか。スープから肉の味が感じ取れるのである。初めての味覚に驚いたのもつかの間、その味に魅了されあっという間に完食した。めっちゃうまかった。

 そんなこんなで私のキャンプツーリングは終わったわけだが、キャンプに行ってみたい!けどどこがいいのかわからない!などと悩んでいるそこの君!ぜひとも行ってみてほしい。怖くて一歩目を踏み出せない弱者の君たちの背中を押す。そんな記事になっていることを切に願う。迷ったら私と同じ事をしろ。間違いなく楽しめるはずだ。私が保証する。byキャンプ三回目の初心者より。ps朝は寒すぎて3時に目が覚めました。あったかい恰好をしていきましょう。

コメダ珈琲に来てるなう。蜂蜜オーレウィンナーが好きすぎる話。

さて、久しぶりの更新なわけだがここ一週間ほどは立て込んでいてとても悠長にこんなものを書いている暇はなかった。思い出したよ。自分が学生であるという真実に。迫りくる課題、なりやまない学校用のメール。目に見えない、しかし確かにそこにあるものから必死に逃げる日々。しかしそんな嵐のような時間もいったんは去り、こうして朝の10時にコメダ珈琲店に来てゆっくりすることができている。よきかな。まあ、来るのに徒歩で40分ほどかけてきたわけだが。帰りのことを考えると憂鬱な気分になる。

 さて今日の本題だがなぜコメダ珈琲に来ているかだ。実はこの私、かなりコメダが好きだ。正確にはコメダで出てくる蜂蜜オーレウィンナーが大好きなのだ。

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我が大好きな蜂蜜オーレウィンナー

むっちゃうまいよ。これ。大好きやもん僕。一番好きな部分は上のホイップクリームやね、これ普通のコーヒーには付けられないのよホイップクリーム、ほんでもって甘いのよむちゃむちゃ。多分コメダのコーヒーの中で一番甘いんじゃないかとおもうよ。甘いもの好きにはたまらんね。コメダのコーヒーいろんなの飲んだけどこれが一番好き。コメダ珈琲って好き嫌い結構分かれるって話聞いたけどぶっちゃけコーヒーの違いとかマジでわからんから。苦いか苦いやから。そこに深いも浅いもないのよ。苦いんやから。あと今ゆで卵食ってて思い出した。コメダはモーニングがいいぞぉ。優秀や、まあまあのサイズのパンにゆで卵やらおぐらあんなんかがついてくる。ワイはいつもはBセットの卵ペーストのやつやな。今はAセットのゆで卵食ってるけど。喫茶店で出てくるゆで卵が向きやすいのはゆでた後に一回冷水に浸してるからだっておじいちゃんが言ってた気がする。

 あとコーヒーって熱いうちに飲みたい派?それとも時間かけて飲む派?俺は速攻で飲む派。冷えるとおいしくないもんね、でも全部飲んじゃうと何もないのに店に居座るのって申し訳なくなるから今もちょこっとだけ残してる。こういう人結構いるんじゃないだろうか。

 それとブログを始めてから一度も読み直さずに挙げてるけど多分読み直したほうがいいんだろうな。誤字多そうだし。何かいてるかわからんとこあるだろうし。まあいいや。そんな真面目に書いてるわけじゃないしな。

 ブログを始めてから困ったことが一つある。レポートの時に書き方がブログと同じように書いてしまうことだ。この前レポートの返却の時のコメントで「」が多すぎますってコメントがついてた。いいじゃん、かっこいいじゃん「」。そういえばひとつの記事に1000ぐらいでまとめてんだけどなんでかっていうと1000字くらいで書くのあきちゃうからなんだよね。仕方ないね。

火に油は注いではいけないが、油に水はもっとやばい

  興が乗ってきたのでもう一個書こうと思う。同じ料理つながりの話だ。

 先ほどの話で私が料理ができないことは周知のことであると思うが料理というものをした中で最も身の危険を感じた話をしよう。

 私が一人暮らしを始めてから間もなくして唐揚げを作ろうと思ったときのことだ。初めての一人暮らしに浮かれ、今日は何を作ろうかと浮足立っていた時のことだ。

 結論から言うと唐揚げ自体は何の問題もなくできた。味も良好、なんだおれ料理できるじゃんなどと思っていた。しかし私は気づいていなかった。

 

料理とは「片付けまでが料理であるということを。」当時の私は油の【捨て方】を知らなかった。熱いものを冷やすなら水を入れればいいのでは?そう思った彼はあろうことかさっきまで使っていたなみなみまで注げられている油の爆心地にコップ一杯分の水という名の核爆弾を投下してしまったのだ。そこから先は地獄だった。爆音とともにあたりに油が飛び散る。水族館のイルカショーでみる水しぶきのように激しく、盛大に。突然の出来事に本人は自分が何をしでかしてしまったかもわかっていない様子だった。自分の皮膚に200度にも迫る液体が襲い掛かってきたときに初めで気が付いたのだ。

 「高温の油に水を注いではいけない。」

ということに。この人生20年生きているわけだがそんなこと、誰も教えてくれなかった。みんなはどうやって処理しているんだ?そんなことを考えている間にも自らに襲い掛かってくる火の粉はさらに勢いを増しながら勢力を拡大していく。織田信長が瞬く間に天下をその手にしかけた時のように奴らは勢いを増し、コンロはもちろん、壁や床、ついには換気扇にまで届かんばかりの勢いであった。

 齢19歳。夏が終わり肌寒くなってきた秋の夕暮れ時。カーテンを閉め世界から遮断されたその部屋の中心。まるでそこだけがスポットライトで照らされているかのように明るいその中心にはもう沈下することなどできないほどに膨張されたその現象と、それをどうすることもなくうなだれている一人の少年。

 誰が悪いわけでもない。油に水を注いではいけないと教えてくれなかった両親も、唐揚げを純粋に作りたいと思った少年も誰も悪くない。

 無知によって引き起こされたこの事故はこれから渡り歩くであろう世の中の理不尽さを物語るには充分であった。

 この少年はこれから何を思い、何を感じ、どう考えていくのか。一人の少年の物語を記した成長の記録である。

弱火の偉大さ。

 世間の皆様。おはよう。夜も明けさあ今から仕事だとうんざりしている人々よ。私は今から寝る。皆はこれから働くのかと顔も知らぬ君たちに優越感と少しの罪悪感を持ちながら寝させてもらう。

 今日の話は弱火というものの偉大さだ。時に皆は「料理」というものをしたことがあるだろうか。食材を切り、煮たり、焼いたりするあれのことだ。恥ずかしい話私は一人暮らしをするまではほどんど料理をしたことがなかった。唯一作れるのはカレーだ。カレーだけは作れる自信がある。まあ、味は保証しないが。

 とにかくそんな私が今日の夕飯にと選んだものは鳥のもも肉。624gで466円だ。大きいものが二つ入っていたので、そのうち一つを焼いて白米と一緒にいただいてしまおうという寸法だ。簡単料理と書かれていてすでにケジャンの味付けがされている。焼いて食べるだけ。なんとも簡単な料理、料理ではないという人もいるだろうが。私にとってこれは料理であるのだ。失敗するわけがない。これを読んでいる人たちも実際この私も

 「まさか失敗するわけがない。」

 どう転んだら失敗するのか。想像もできない。ここまで読んだ察しのいい方ならお気づきだろうがそう失敗したのだ。あの時のことを今一度よく考えながら振り返っていこうと思う。 

 まず第一にフライパンに油を入れた。ここまでは間違ていないはずだ。

 次に肉を入れる。そして3分間中火にして放置、そののち裏返し3分同じように焼いて完成とした。

 しかしなぜだろうか、食べていくと中が赤く、まるで生肉を食っているかのように感じたのだ。否。生肉であった。真ん中に近づくにつれにくにくしさを感じることで気づいた。どうやら焼き時間が短かったらしいと。しかしこれ以上焼くと外が丸焦げになってしまう。実家でもも肉を食べたときはしっかり火が通っていたし、焦げてもいなかった。

 そうか、ふたをして蒸す感じでやれば行けるのだ。そして出来上がったものがこちら。

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焦げてしまった肉たち。

あわてて引き上げ食べてみたがまだ生肉のようだ。仕方がないのでそのまま食べる。

 ここで白状しよう。私は中火と強火しか知らない。「もも肉焼き方。」で調べると【YOWABI】なるものを使うという。YOWABIを使うことで肉が焦げることなく中まで火を通せるという。マジでか。初めて知った。お前ら使い道あったんやな。YOWABIの存在を知り、火力がすべてではないと知った。どうやらこの世界ではパワーでは解決できない問題があるらしい。 

 とにもかくにもこれでもも肉を焦がすことは金輪際なくなったと思いながらセブンで唐揚げ棒を買う。これが一番だ。

1メートル先の車が見えなかった話。

 まず初めに報告しよう。友達にばれた。これは由々しき事態だ。どうか黙認してくれることを願う。SNSに投稿というボタンをぽちっとなしたら普段使っているアカウントで投稿されてしまっていたようだ。幸い被害は少ない。これからも続けていこうと思う。

 本題に入ろう。これは昨日の夜に起きたことだ。

 深夜にふとおなかがすいたのでコンビニに行きたくなった。私は普段眼鏡をかけているのだがベットに寝ころびアニメを見ていたため、眼鏡をかけずにコンビニへといった。突然だが深夜の散歩は好きだろうか。私は大好きだ。三色団子よりは好きである。五平餅より好きかといわれると。。。怪しいラインだ。

 とにかく深夜に外が行くのが好きなことも相まって夜にコンビニに行くことは一種の娯楽に近いものがある。私は眼鏡をかけずに外に出た。理由は単純めんどくさいからである。(補足説明しておくと私の視力は0.1を切っている。看護師さんがプレートを持って近づいてくるレベルである。)久しぶりに眼鏡をかけないで外に出たせいか見慣れない視界に目をこすりながらコンビニへと向かう。上機嫌にオリオンをなぞる(最近はまっている曲だ。ぜひきいてくれ)ふと前に気配を感じた。見えたわけではない。直感的にそう感じたのだ。

 

 人がいた。

 よくは見えなかったが女の人のようだ。不思議そうにこちらを見ている。距離は5メートルもなかったか、前から歩いてきてこのしゃべる奇怪な生物と出ってしまったらしい。かわいそうに。俺も、あなたも。

 恥ずかしさで胸をいっぱいにしながらすれ違いざまにこんなことを考える。なぜ、前から歩いてくる人を視認することができなかったのか。その後も車に気づけなかったりとした結果あることに気が付いた。

 私は私が思っている以上に目が悪いらしい。普段裸眼を全く使っていなかったせいで気づきもしなかった。ふと蛍光灯をみると 

 花火の形をしていた。

 おかしなことが起きていると思いあたりを見てみると分かったことがある。明かりがすべて花火の形をしているのだ。視力がいいものにはわからないだろう。

 視力がいいものの世界は眼鏡をかければ見えるが、視力が悪いもののこの世界は視力がいいものには見ることはできない世界なのだと、

 そう思いながら家に戻り眼鏡をかける。視力はいいに越したことはない。車にも気づけるしな。