sa-montorautoのブログ

大学生による暇つぶしブログ

弱火の偉大さ。

 世間の皆様。おはよう。夜も明けさあ今から仕事だとうんざりしている人々よ。私は今から寝る。皆はこれから働くのかと顔も知らぬ君たちに優越感と少しの罪悪感を持ちながら寝させてもらう。

 今日の話は弱火というものの偉大さだ。時に皆は「料理」というものをしたことがあるだろうか。食材を切り、煮たり、焼いたりするあれのことだ。恥ずかしい話私は一人暮らしをするまではほどんど料理をしたことがなかった。唯一作れるのはカレーだ。カレーだけは作れる自信がある。まあ、味は保証しないが。

 とにかくそんな私が今日の夕飯にと選んだものは鳥のもも肉。624gで466円だ。大きいものが二つ入っていたので、そのうち一つを焼いて白米と一緒にいただいてしまおうという寸法だ。簡単料理と書かれていてすでにケジャンの味付けがされている。焼いて食べるだけ。なんとも簡単な料理、料理ではないという人もいるだろうが。私にとってこれは料理であるのだ。失敗するわけがない。これを読んでいる人たちも実際この私も

 「まさか失敗するわけがない。」

 どう転んだら失敗するのか。想像もできない。ここまで読んだ察しのいい方ならお気づきだろうがそう失敗したのだ。あの時のことを今一度よく考えながら振り返っていこうと思う。 

 まず第一にフライパンに油を入れた。ここまでは間違ていないはずだ。

 次に肉を入れる。そして3分間中火にして放置、そののち裏返し3分同じように焼いて完成とした。

 しかしなぜだろうか、食べていくと中が赤く、まるで生肉を食っているかのように感じたのだ。否。生肉であった。真ん中に近づくにつれにくにくしさを感じることで気づいた。どうやら焼き時間が短かったらしいと。しかしこれ以上焼くと外が丸焦げになってしまう。実家でもも肉を食べたときはしっかり火が通っていたし、焦げてもいなかった。

 そうか、ふたをして蒸す感じでやれば行けるのだ。そして出来上がったものがこちら。

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焦げてしまった肉たち。

あわてて引き上げ食べてみたがまだ生肉のようだ。仕方がないのでそのまま食べる。

 ここで白状しよう。私は中火と強火しか知らない。「もも肉焼き方。」で調べると【YOWABI】なるものを使うという。YOWABIを使うことで肉が焦げることなく中まで火を通せるという。マジでか。初めて知った。お前ら使い道あったんやな。YOWABIの存在を知り、火力がすべてではないと知った。どうやらこの世界ではパワーでは解決できない問題があるらしい。 

 とにもかくにもこれでもも肉を焦がすことは金輪際なくなったと思いながらセブンで唐揚げ棒を買う。これが一番だ。