20代後半以降の諸君、お元気だろうか。最近は広島に旅行に行ったりバイクでディズニーランド行ったり(入ってはない)金がなくなったのでアルバイトしてみたり。。こいつを書いてる時間を見つけるのに苦労していたが今日ついに見つけた!!授業中に書こうと!!
というわけで今日のお題はラーメンは魂を削る食べ物であることについて力説したいと思う。
私はラーメンが大好きである。中学生2年の時にうますぎるラーメン屋(今でも行きつけである。)と出会い早6年。最近体に異変が起きている。異変というと大げさかもしれない、違和感に近いかもしれない。。大学1年の夏。バイクを手に入れ最近いけてなかったラーメン屋へ向かう。大将にいつものと声をかける、、度胸はなくラーメン大盛ライス付きを注文し、待つこと数分。目の前に黄金のように輝いているラーメンが置かれる。グビ。スープを一口。体中の細胞がスタンディングオベーションしているのが分かる。半分まで食べ進めニンニクを入れてさあ二回戦だ!というところで事件は起きた。
箸が、進まない。。。
そんな馬鹿な!ありえないことが目の前で起こっていた。口元へ麺を運ぶも、胃袋がこれ以上ラーメンを食べることを許してくれない。そこで気が付いた。
そう、これが、老いであると!!
刹那目の前の景色が変わった。あれほど黄金に輝いていたラーメンは今や姿を変え自分のレベルをはるかに超えるモンスターとして目の前に立ちはだかっていたのだ。
剣を持ち、眼前に広がる果てしない油に満ち溢れた道を進む。一口進むたびに自分の魂が削れて行く音が聞こえる。しかし止まるわけにはいかない、
鉄の掟其一 ラーメンは残してはならない。
ラーメンを残すこと、それすなわち自分じゃなくなることを意味する。ラーメンは命をとして食べるに値する食べ物だからだ。ラーメンを愚弄することそれすなわち死を意味することに等しい。
ずるずる。食べることを辞めない。箸を止めたら二度と進めないことをよくわかっているからだ。ずるずる。あと少し、額には冷や汗が止まらずで続けている。鼻はニンニクでマヒし機能していない。それでも進む、己の信念のために。
気が付くと周りは光で満ちていた。目の前には氷水のピッチャーが。おもむろに手を伸ばし水を注ぎ油に浸食された。のどにお疲れという。次は胃袋でもねぎらってやろうかと思った瞬間。自分がとんでもない間違いを犯していたことを悟る。
ライスが。残っている。
凍り付く体。吹いたばかりの冷や汗がぶり返してきた。呼吸が浅くなり脳みそは考えることを放棄していた。
「うそ、だろ、」誰に聞こえるでもなくこれが漏れた。ありえない、そんなわけがない、体はもう限界なんだぞ!ふざけるのもいい加減にしろ!
しかしそんなことを言っている場合ではない。何故なら時間経過とともに腹はどんどん膨れていくからだ、これ以上時間をかけるわけにはいかない。最期の手段だ。
おもむろにライスを持つを間髪入れずラーメンの残り汁へ。これが唯一食べきれる手段だ。両手でお椀を持ち上げ、一気に流し込む。飲み物のように飲み干していく。
コト、そこには燃え尽きた漢が。あしたのジョーのように